足底筋膜炎


足底筋膜炎編

 

~心と身体のことなら~

きりん堂指圧治療院です!

さて、今回の指圧のすすめは、足底筋膜炎について!

 

激しい運動をされている方や、重いものを持つ仕事、毎日長時間歩く営業マンさんなどに多いこの足底筋膜炎ですが、その原因は足底の筋肉が固くなることと、アーチが崩れて、偏平足になっている方に多いと言われています。

 

まれに、足底筋の付着部に骨棘と言うとげが出来て刺激されて痛むという方もいらっしゃるようですが、実は、棘があっても痛みのない方もいらっしゃいます。

この辺りは、腰椎椎間板ヘルニアと同じで、変性があっても痛みがないケースもあるのが不思議ですね。

 

でも、腎結石や尿管結石をされているような方には、比較的この骨棘が多いような傾向があります。

 

食事でミネラルが不足して、糖質や悪い油を多くとっていると、身体の中で様々な変化を起こしてしまいますので、栄養にきちんと目を向けるというのは大切です。

 

そして、この腎臓や膀胱に関わる経絡に、膀胱経と言う顔の両目のあたりから、頭頂部を通って、背中から、下肢の裏から踵、足裏までつながるラインがあります。

これはアナトミートレインと言う本に詳しく載ってますが、筋膜のつながりでもあるんですね!

 

そう考えると、あながち、腎臓や膀胱などの泌尿器科を傷める栄養の摂り方と、身体の筋肉や気血のラインが影響を受けているというのも考えられることですよね!

 

さて、当院にも足底筋膜炎で来院される方も多いですが、足をよく使う陸上競技に限らず、部活でよく走り回っている学生さんや、長時間歩くお仕事の方や営業マンさんにも見られます。

 

治療の方は、足底筋に係わる全身の筋肉を指圧してほぐすことと、浪越指圧にある足趾をパタパタする治療法で効果があります。

足底筋膜炎は、足底の筋膜が固くなることで発症しますので、まずはその筋肉を柔らかくする治療と、更に、足底に圧がかかりすぎないように、足底部の骨格の調整と、骨盤や足裏への身体の重心のかけ方などをアドバイスしてます。

また、日常でのセルフケアがとても大切なので、足裏のセルフケアと、重心のかけ方をしっかり覚えて頂きます。

 

オーバーユースの方には、休養も必要なので、運動を休むことや、日常でなるべく歩く動作を少なくして頂いてます。

 

筋膜が痛んでるとことを、更に動かすということは余計に体を傷めてしまします。

運動をされている方は、部活を休むとレギュラーから落ちてしまうとか、仕事を休むわけにはいかないとか、いろいろと焦りもあるようですが、そこはご自身の身体を大切に、しっかり治ったうえで、また頑張っていただきたいですね。

 

休養をせずに、ちょっと良くなったからと言ってまた運動を始めてしまう方も少なくありませんが、必ず再発しますし、予後はよくありません。

なので、焦らずしっかり治しましょうね!

 

と言うことで、今回の指圧のすすめは、足底筋膜炎編でした!

 

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