慢性胃炎の指圧
~心と身体のことなら~
きりん堂指圧治療院です!
さて、今回の指圧のすすめは、慢性胃腸炎編です。
僕ら指圧師は、結構自分の身体で実験みたいなことをする人も多いんですが、胃腸炎や胃潰瘍は結構なろうと思ってなれる疾患ですね。
僕自身も胃潰瘍になった経験もあり、その後は慢性胃炎が続いて大変な時期もありましたが、指圧は得意分野なんですよね!
今ではすっかり良いです!
指圧治療としては、胃潰瘍とか、胃炎になると、みぞおち周辺がすごく硬くなるのですが、指圧では腹部指圧で対応します。
指圧の創始者、故浪越徳治郎先生が、腹部の指圧を『黄金の指圧』とおっしゃったように、前回の指圧のすすめ 花粉症編でも書きましたが、万病に効くといっても過言ではないほど効果を発揮します!
よく胃潰瘍や胃炎になると、背中や腰当たりの左側がとても筋肉が凝ったように感じますが、これは関連痛と言って、体性内臓反射と言うものの影響で、胃炎の痛みが腹筋を固くしたり、腰の左側の筋肉を固くしたりする反射作用です。
婦人科系疾患の方も、腰痛でいらしゃるケースが多いですが、こういった、内臓からの体性反射が出ている場合は、内臓疾患を治さなければ、腰痛が治らないということが多いんですよね。
ですから、なんか背中が凝るな~とか、痛いな~って方は、内臓疾患が隠れているケースもありますので、早めの医療機関の受診をお勧めいたします。
さて、今回も指圧のすすめでは、やはり食事と姿勢と心の問題について書かなくてはいけません(苦笑)
指圧のすすめなのに、やっぱり食事と姿勢と心の問題が重要なんです!
まず、慢性胃炎や胃潰瘍の方は、食事の量や回数を減らすか、ファスティング(断食)を試してみてください。
あとは、こんな食べ方は絶対ダメ!
よく噛んで食べないと、指圧でよくなってもすぐにまた元に戻りますよ!
あとは、胃酸が出ていなくて胃があれているケースも多いので、そういう方は、黒酢などを水でかなり薄めて、食事の前に飲むと、胃酸の分泌が促進されます。
また、脂やたんぱく質の多い食事を大量に食べると、消化が追い付かなくなるので、胃で食物をためておかなくてはならなくなり、これも胃に負担をかけます。
姿勢は、猫背のように、肋骨が下がるような姿勢を取っていたり、骨盤が後屈している方は内臓下垂になり、血液の循環と内臓の位置が悪くなることで、消化不良を起こしていきます。
便秘や下痢をする方は要注意いです!
心の問題では、胃は東洋医学では土に属し、思い悩むことで痛めます。
ストレスで思い悩んでいる人はよく胃潰瘍になりますよね?
考えすぎや悩みすぎはよくありませんので、もしくは、ご自身の力で解消できない方は、当院の心理カウンセリング『心の個人セッション』をお勧めいたします。
さて、今回の指圧のすすめはいかがでしょうか?
当院では、お腹の自己指圧は、治療を受けるほとんどの方に指導してますので、治療に来た後もご安心くださいね!
と言うことで、今回の指圧のすすめは、慢性胃炎編でした!
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